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「白砂」幼少期の想いが生んだ切ない鏑木蓮のミステリー

鏑木蓮のミステリー小説「白砂」を読みました。

「白砂」の概略

 

一人暮らしの予備校生がアパートで殺害される事件が発生。真面目な苦学生の不可思議な死を追う先に見える哀しい真実に色々と考えさせられるミステリー。

 

事件を追う刑事ともう1人のキーとなる人物の2つのストーリーが交互に展開され、終盤に近づくに連れてストーリーが重なり合い、加速度的に読めるミステリー小説。

 

白砂 (双葉文庫)

 

印象的だった点(ネタバレ少しあり)

 

今回の事件が起きた背景の1つには幼少期の体験・嫉妬が起因する設定。

 

小説の中の極端な例とはいえ、感受性豊かな幼少期の子どもを持つ身として考えさせられた。

 

身近なところでは上の子の下の子に対する嫉妬から来る赤ちゃん帰り。嫉妬心が上の子の性格や行動に影響しているのを身近に感じる。

 

赤ちゃん帰りの根源にある嫉妬心は、性格が形成される中での経験として影響は少なくないと感じる。また、1つ1つの経験の積み重ねが気づけば自然と人格を形成することから、日々の子どもへの接し方を考えさせられるきっかけとなる話だった。

 

最後(テンポよくて読みやすい)

 

事件の捜査の行き詰まりも含めてストーリー自体がテンポよく展開され、途中から加速度的に読める読みやすいミステリーでした。

 

テンポよく楽しめる点でどこか東野圭吾の小説にも近いものを感じました。

 

引き続き鏑木蓮の作品も色々読んでみたいと思います。

 

今回読んだ「白砂」はこちら。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

イクメンサーファーたまジロー   

 

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