イクメンサーファーたまジローの日記

~東京の子供の遊び場~

牛乳買って食品ロス減らす!酪農家支援「プラスワンプロジェクト」!

農林水産省は、小中高の休校や緊急事態宣言による外食産業の牛乳や乳製品の消費減少による生乳廃棄などの食品ロス対策に向けて、4月21日から牛乳やヨーグルトを普段より1本多く消費することを推進する取り組み「プラスワンプロジェクト」を開始しました。

農水省プラスワンプロジェクト

 

農林水産省は、休校による学校給食や緊急事態宣言による外食産業の消費が減少している乳製品を製造する酪農家を支援するため、4月21日から牛乳やヨーグルトを普段より1本多く消費することを推進する「プラスワンプロジェクト」を開始しました。

 

農林水産省では、生乳をバターやチーズといった乳製品へ加工することで行き場を失う生乳が出ないよう生産者団体などと取り組んできましたが、4月7日の7都府県を対象とする緊急事態宣言とこれに伴う休業要請によって、レストランなどの業務用の需要が大きく落ち込み、4月16日に緊急事態宣言の対象地域が全国へ拡大したことに伴いさらに消費が減少する見込みであるなか、今後、生乳生産が6月までのピークに向けて増加することによる生乳の供給過剰によって、行き場を失った生乳を廃棄せざるを得ない状況に陥る可能性があることから「プラスワンプロジェクト」を開始しました。

 

供給増加と消費減少のダブルパンチ

 

生乳生産のピーク(6月まで)

 

農林水産省のホームページで公開されている生乳の生産ピークがわかる図。

f:id:tamajirooo:20200422101718j:plain

※出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_gyunyu/200421.html)

 

乳牛は春先に出産ピークを迎えて6月ぐらいまでは乳量が最も多い時期となりますが、乳牛は病気を防ぐために毎日搾乳する必要もあることから生産量をコントロールができないため生乳の供給過剰になるとのこと。

 

農林水産省では、こうした状況を踏まえて生乳の廃棄を減らすための酪農家支援のために、買物の際に牛乳やヨーグルトを普段より1本多く購入することについて各家庭に協力を呼びかけており、You Tubeでユニークな動画も流してます。You Tubeはこちら

 

<スポンサーリンク>

 

 

学校給食と業務用で国内生乳生産量の約9%

 

農林水産省の平成30年の「牛乳乳製品統計調査」をもとに国内の生乳生産量とその内訳を作成してみました。

f:id:tamajirooo:20200422164100j:plain

※出典:「牛乳乳製品統計調査」(農林水産省)(https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/gyunyu/)を加工して作成

 

国内の生乳生産量のうち約55%は牛乳等が占めており、そのうち業務用と学校給食用で約9%を占めています。 

 

学校給食用は休校で消費されておらず、緊急事態宣言による休業要請によって業務用も大幅に需要が減少していることから、どれほどの生乳の供給が減少しているかまでは公表されていませんが、最大約9%が新型コロナウィルスの影響を受けていることが伺えます。

 

ローソン・ライフの酪農家支援取り組み

 

こうした状況の中、ローソンやスーパーをチェーン展開するライフコーポレーションでは3月から酪農家支援策を講じています。

 

それぞれがこれまで実施してきた酪農家支援策はこちら。

 

いずれの取り組み公表だったこともあり、ライフコーポレーションでは、酪農家支援第2弾として、4月22 日(水)から学校給食用の牛乳をライフ各店舗で販売を開始しています。

 

コロナ長引けば引き続き影響受ける

 

農林水産省の平成30年の「牛乳乳製品統計調査」をもとに3ヶ月毎の国内の生乳生産量を表にしてみました。

f:id:tamajirooo:20200422185142j:plain

※出典:「牛乳乳製品統計調査」(農林水産省)(https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/gyunyu/)を加工して作成

 

3ヶ月毎の国内の生乳生産量の推移を見てみると、たしかに4月~6月の生乳生産量は年間を通じて最も大きいものの、他の時期と比べると1~2%程度しか生産量が変化しないことがわかります。

 

緊急事態宣言については高い確率で期間が伸びることが想定される中で、農林水産省は6月のピークを乗り切ればというトーンですが、新型コロナウィルスの影響が継続する以上、生乳の供給過剰状態は変わらず継続するものと思います。

 

最後(身近なスーパーで買うところから支援)

 

「プラスワンプロジェクト」の背景を見ていると、学校休校などの新型コロナウィルスへの対策が色々なところに波及しており、平常時からの変化によって様々なところにしわ寄せがいってることがわかります。

 

こうしたなか、色々と立ち上がってる給食関連業者の支援サイトなどを通じた支援も大事ですが、身近なスーパーでいつもより多く牛乳やヨーグルトを買うことでも酪農家を支援できますので、「プラスワンプロジェクト」として日用品の買い物の際に意識してみてもいいのかなと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

イクメンサーファーたまジロー